沖縄の涙、感動に出会ってきました vol.2
今日は沖縄旅行に関する第2弾について書き連ねてみたいと思います。
ヌリ路1日目は、沖縄県立博物館を見学してきた訳ですが、沖縄という地は、海に囲まれていて島の人たちは古くから「ニライカナイ」 という概念が伝承されてきていました。
それは簡単に言うと、理想郷という概念だそうで、確かに海や自然は美しいし、食べ物も美味しいし、暖かくてのんびりしているし、まさに理想郷というのに相応しいと思い
ました。
その反面、四方を海に囲まれている関係で、それ以上先に進めない、海の監獄とも言えるような捉え方もされていたようです。
琉球の人達は遠い昔から、そのような相反する心境をしていたのだなーと、改めて思いましたね。
地理的に日本と中国の間に挟まれていて、その両国とも仲良く付き合っていかなければならないということで、そこにもこの琉球の複雑さを感じましたね。
城の片側は中国(唐)を意識して、もう片側は日本(大和)を意識して建てられたそうです。
そして感じたのが、全体的な城の作り方が、日本のお城と明らかに違うなーと感じた。なんだか中国っぽかったり、韓国にあるお城みたいだったり、やはりここは昔は違う国(琉球王国)だったんだなーということを改めて感じましたね。
そしてとても印象的だったのが、韓国人ガイドのヒョンジョンの言葉で、
韓国と沖縄の境遇がとても似ているということでした。
アイデンティティもどこか近いものがあるというのです。
どういうことかと言うと、沖縄の人のアイデンティティは、28%の人は日本人であると答え、28%の人は沖縄人であると答え、残りの人は自分が何人なのか分からないと答えるそうです。
韓国人も似たようなことを思っているとのことで、自分としてはとてもショックを受けましたね。
いままで自分は日本人というアイデンティティしか持っていなかったから、同じ日本人と思っていた沖縄の人たちが、そのようなアイデンティティをもっていたんだということに驚きました。
それほど沖縄の人たちは、複雑なアイデンティティをもっていたんですね。
今回そのようなことが知れてとても勉強になり、さらに沖縄のことが好きになった次第であります。
それでは今日はこれまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪