きくりんの生き方革命実践記

ワクワクでハッピーな人生を送るための実践記〜量子力学的な生き方のススメ〜

台湾MISSION〜台湾と日本の涙〜二二八記念館編Vol.2

こんにちは。
今日は二二八記念館の続編をお届けいたします。

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太平洋戦争後、日本が敗戦国となると台湾は中国国民党政府が接収するわけですが、そんな折に当時の台湾人の言葉が印象に残っています。
それは、「犬去りて、豚来たる」(意味:犬(日本)が去れば今度は豚(中国人)が来た。意味としては、犬(日本人)はうるさくても番犬として役立つが、豚(中国人)はただ貪り食うのみで役立たないという意味が込められているそう。
当時中国政府から派遣されてきた役人は、汚職や不正をやりたい放題だったそうです。
そんな社会情勢だったので、元々の台湾人の間では新政府に対しての不満が鬱積していた状況だったんですね。
 
その鬱積していたものが爆発するきっかけになったのが、闇たばこ取締り事件でした。
闇たばこを取り締まっていた役人が、誤って市民1人を射殺してしまうという事件です。
 
この事件を発端に台湾全土まで暴動や抗議活動が広まって行きました。
そしてそんな暴動を鎮圧する為、中国軍が投入され、清郷という名目で粛清・鎮圧が行われ、罪の無い多くの人々が命を落としたということです。
その中には、日本統治時代に日本に留学した経験のある多くの知識人(エリート)も犠牲にあったと言います。
そのことを館内を案内してくれた老婆に昔話風に語ってもらったのですが、本当に悲しい出来事だし、二度とあってはならないことだと思いました。

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こんな日本とも密接に関わっている台湾全土で起こった事件ですが、多くの日本人は私同様知らない方が多いと思います。
これをきっかけに多くの日本人の方にも知ってもらいたいと思う次第であります。
 
以上、本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。

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