きくりんの生き方革命実践記

ワクワクでハッピーな人生を送るための実践記〜量子力学的な生き方のススメ〜

「映画LA LA LANDに学ぶ生き方のヒント」vol.2

こんにちは。

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それにしてもこの映画、本当に良い映画だな〜と改めて感じました。
一見すると、女優志望の「ミア」とピアニスト「セブ」の恋愛を描いたロマンティック・ミュージカル映画な訳ですが、この映画の凄さは奥深さにあると思います。
※ネタバレ注意

通常このようなロマンティック映画の場合、ハッピーエンドで終わるのが一般的だと思うのですが、この映画の場合、単なるハッピーエンドでは無く、とても深く考えさせるラストシーンだったんですよね。 それがこの映画の価値をさらに高めていると感じました。
脚本&監督を務めた、デミアン・チャゼルの手腕の高さが伺えますね。

いつかは自分の店(ジャズクラブ)を持ちたい「セブ」。しかし現実は資金も無く、生活の為に本望では無いバンドの活動に追われ、いつしかその夢を諦めるようなる。
一方女優志望の「ミア」は、何度も何度もオーディションを受けては落選するのを繰り返し、ついにはその夢を諦めてしまう。

そんな2人だが、お互いの可能性を信じ続け、互いを叱咤激励しながらついにはお互いの夢を実現することになります。
通常の映画であれば、この2人が結ばれて、ハッピーエンドになることでしょう。

しかし2人は結局結ばれず、ミアは別の伴侶と子供を産み育てているということで終わっていることです。
何だか切ない、スッキリしない結末のように思える訳ですが、それがこの映画の凄さだと思うんです。

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2人は結局結ばれませんでしたが、お互いの存在があったからこそ、自分たちの夢を叶えることができたということ。
だから魂レベルではこの2人はかけがえの無い特別な関係ということが言えると思います。
ラストシーンは、それをとても上手く表現されているなと、複雑な気持ちながら、感動しました。

結局のところ、脚本監督を務めたデミアン・チャゼルは、人生にはいろいろあり、上手くいくこともあるが、思い通りに行かない場合もあるということを表現したかったのかなと。 そしてもっと大事なことは、目に見えないところにあるのではないかと、私自身は解釈しました。

それにしても映画音楽も良かったし、ストーリーも演技も良く本当に良い映画だなと、改めて感じましたね〜
興味のあるかたは、是非感想をシェアし合えたら嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。